死刑囚の息子としての人生の凄まじさに思ったこと・・・・
先日、テレビを見ていたら、
1998年におこった「和歌山カレー毒物事件」の犯人とされている
林真須美死刑囚の長男さんがインタビューに答えていました。
事件前の生活、
そして事件後の大きく変わった生活について語っていたんですけど、
まだ子供だった長男さんは、養護施設に入れられ、壮絶ないじめにあったこと、
居酒屋でバイトをしていた際に、
客から事件のことを伝えられて、クビになったことなどを
話しておりました。
私はこの事件のことを、まだ子供の頃だったので、おぼろげにしか覚えてません。
ただ、死刑囚の息子として、壮絶な人生を送ってきたことがよく分かる内容でした。
少し話がずれるのですが、
私は、東野圭吾さんの小説が大好きで、
その作品の一つに「手紙」というものがあります。
これは、主人公の兄が強盗殺人事件を起こしてしまい、
その後の生活の変遷や苦悩などを描いた作品なのですが、
今回のインタビューを聞いて、この作品を思い出しました。
もちろん、現実は、小説なんかよりもつらいものだとは思いますが・・・。
私自身は、本当に平凡な家庭で生まれ、育ち、
私も家族も、犯罪には、何の縁もない生活をしており、
たいていの人は、同じような生活をしていると思います。
ただ、こういったレールからわずかにもずれてしまうと、
色んな辛さを味わってしまう社会なんでしょうね。
家族が犯罪者だからとか、
人種が違うからだとか言う理由で、
世の中から差別がなくならないとは思いますが、
少なくとも私は、そういった理由で、
その人を判断したりしないようにしたいと思いますね。
まあ、相手から理由もなく嫌われたら、嫌いになると思うけど・・・(泣)
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